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賃貸でのリフォーム
さて、みなさんは、「一戸建ての家に住んでいる人のためにある住宅リフォーム」という考えにとらわれてはいませんか。たしかにテレビ番組でもリフォームの対象となっているのは全て戸建て住宅でしたね。とはいえ、住宅リフォーム会社にとっては、戸建て住宅に住んでいる人だけがお客さんというわけではないのです。
最近賃貸マンションや賃貸アパートのリフォームがよく話題になっています。「賃貸のリフォーム」というと、借りている部屋をあたかも勝手にリフォームするような雰囲気ですが、もちろんそうではありません。賃貸マンションや賃貸アパートを所有しているオーナーさん向けのリフォームなのです。
近年買い手市場化が進む賃貸物件の市場です。貸主であるオーナーさんの物件数よりも、入居者側のほうが少なくて、良い物件を選んでいる状況にあるのです。それは地価の変動を見てもわかるのですが、住宅の価値はすごい勢いで二極化が進んでいます。要するに、人気のある地域にある賃貸物件には放っておいても入居者が集まり、そうでない地域だとよほど魅力のある物件でない限りは入居者が集まらないのです。
そこで、リフォームの出番です。賃貸物件のオーナーさんが所有物件の魅力をアップさせるわけですね。高齢者向けのバリアフリー化、若い人向けのデザイナーズマンションのような内装など、いずれも入居者を増やすためのものです。
こうしたリフォームは、各部屋の中やベランダなど、住んでいる人が専用で使うマンションの専有部分だけに限りません。居住者が共有して使う部分、すなわち共用部と言われるところにも、賃貸物件のリフォームは及びます。
例をあげましょう。最近では防犯意識が高まり、マンションにもセキュリティ強化が求められる傾向にあります。女性の一人暮らしであれば、もはやセキュリティ機能は常識といえるでしょう。防犯カメラやオートロック、指紋認証など、当然のものとなりつつあります。防犯機能のあるマンションとそうでないマンション、どちらを女性が選択するかは一目瞭然ですね。
またリフォームによって集客力をアップさせるだけでなく、建物の用途変更など書類上の工夫もすることによって、不動産の資産価値を向上するという意味もあることを付け加えておきましょう。
どうやら、一般の住宅リフォームと不動産オーナーが考えるリフォーム、同じリフォームであっても、少々意味合いは異なるようですね。
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